消費者庁等移転推進協議会

 1月11日(金)15時から、徳島県庁において「消費者庁等移転推進協議会」が開催された。「消費者庁・消費者委員会・国民生活センター」の徳島移転に向けた取組みを推進するため、委員33名が参加し、本会からは本協議会会長である岡田代表幹事が出席した。
 まず、これまでの活動報告と県の今後の取組みについて説明があり、「新次元の消費者行政・消費者教育」をPRする4K動画が放映された。
 続いて、国及び関係機関に対して消費者庁等の徳島移転を求める要請文が岡田会長から提案され、全会一致で採択された。
 また最後に、9月上旬に徳島開催が決定された「消費者政策国際会合」に触れ、徳島の取組みをPRできるよう協議会としてもサポートしたいと岡田会長が挨拶された。
1月30日(水)には、飯泉嘉門徳島県知事、岡田好史消費者庁等移転推進協議会会長等が消費者庁の徳島県への全面移転を求める政策提言などを消費者庁長官等に手渡し、要望活動を行った。

経済5団体新年祝賀会

 1月7日(月)、阿波観光ホテルにおいて徳島県内経済5団体新年祝賀会(主催:徳島県経営者協会・徳島県商工会議所連合会・徳島県中小企業団体中央会・徳島県商工会連合会・一般社団法人徳島経済同友会)が盛大に開催された。来賓も含め約360名が一堂に介し、本会からは岡田・坂田両代表幹事をはじめ151名が参加した。
 主催者を代表して、幹事団体の徳島県商工会連合会会長の岡本富治氏が挨拶し、「25年の大阪万博開催など、徳島が浮上するチャンスは必ずあるので、それを生かすため、経済界がしっかりとしたビジョンを描かなければならない。徳島の発展に向け頑張ろう」と呼び掛けた。
 このあと来賓の挨拶にうつり、飯泉嘉門徳島県知事が「景気の落ち込みが懸念される東京オリ・パラ後を見据えた経済対策が必要である」と強調した。新元号制定や消費税増税など転機となるであろう2019年は、参加者の活気ある雰囲気の中でのスタートとなった。

2018年度年末会員懇談会

 12月1日(土)午後6時から阿波観光ホテルにおいて、恒例の年末会員懇談会が開催された。ご来賓として、徳島大学名誉教授の村上仁士氏、NPO法人新町川を守る会理事長の中村英雄氏、NPO法人徳島共生塾一歩会理事長の谷口右也氏の3名をお招きし、総勢130名が参加した。
はじめに岡田代表幹事が会員の方々に日頃のご支援とご協力に対するお礼を述べるとともに海外研修事業など本会の今年度事業について振り返り、また来年度に向けての抱負を述べた。
 続いて、坂田代表幹事の乾杯の音頭で開宴し、最初に同日行われた会員ゴルフコンペの優勝者の表彰式が行われた。続いて、会員の方々にご提供いただいた豪華な景品を巡る福引が、両代表幹事による抽選式にて行われた。また、チャリティーオークションも、豪華賞品が次々と出品され、大いに盛り上がった。
 宴会の後半には、会員の皆様に恒例となる募金にもご協力いただき、最後は田中総務企画委員長の音頭で中締めし、お開きとなった。
集まった義援金とチャリティーオークションの売上金は、NPO法人新町川を守る会、NPO法人徳島共生塾一歩会、および徳島新聞社会文化事業団へ寄付をした。徳島新聞社会文化事業団へは、12月14日(金)に岡田代表幹事が持参し、事業団の米田豊彦代表理事に手渡した。
 来年の年末会員懇談会は2019年12月7日(土)に決定しており、次回も会員の皆様の多数の参加をお願いしたい。

2018年度全国経済同友会代表幹事円卓会議

 

 1112日(月)1330分から、米子市のANAクラウンプラザホテルにおいて、2018年度全国経済同友会代表幹事円卓会議が開催された。全国の経済同友会から118名が参加し、本会からは岡田代表幹事、坂田代表幹事、島事務局長の3名が参加した。議事では、今年度の全国経済同友会セミナーの収支報告や、次年度以降の全国経済同友会セミナーの企画案や日程案が示された。また、第36回(2023年)の開催地が長崎に決定した。その後の報告会では、地方創生・地方活性化の取り組みについて7つの各地経済同友会から報告があった。

 来賓講演では、伊木隆司氏(鳥取県米子市長)が「中海・宍道湖・大山圏域活性化に向けた取り組み」と題して講演を行った。5つの市と7町村(オブザーバー参加)が参加している「中海・宍道湖・大山圏域市長会」が圏域振興のためのビジョンを平成25年に策定し、活動してきた実績を紹介。そのなかで、観光連携が非常にうまくいったように思うが、やはり市の予算を地域外に放出することには大きなハードルがあり、そこが課題であると述べた。

 最後に平井伸治氏(鳥取県知事)が、経済、観光、福祉など現在、鳥取県が取り組んでいる事例を紹介し、小さい県であるが強い県を目指している点を熱く語られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第15回旧遍路道体験ウォーク

道の駅「わじき」~第22番札所平等寺~鉦打橋

 1117日(土)、第15回目を数える「旧遍路道体験ウォーク」を実施した。今回は

徳島県南部の適度な山越えの遍路道ということで、先達の佐野氏先導のもと、総勢14名が参加してスタートした。道の駅「わじき」を出発し、平等寺を参拝した後、最終ゴール鉦打橋まで約10kmの道程を歩いた

 

当日は天候にも恵まれ、道の駅「わじき」から山道に入り、旧遍路道と自然を満喫した。途中、台風で倒木したと思われる丸太が散見されたが、無事に大根峠を越えて、第22番札所平等寺に到着した。

平等寺到着後は、先達の佐野氏より参拝の作法についてご指導いただき、作法に則り参拝を実施。本堂・大師堂では全員が合掌・読経し、各々が祈願した。境内では近隣の婦人会の方からおいしい甘酒や手作り巾着などの心温まるお接待をうけた。その後、昼食をとり、平等寺副住職である谷口真梁氏から法話をいただいた。法話の中で、四国お遍路の特徴の一つであるお接待文化をあげられ、「昨日まで仕事をしていた人が白装束に杖を持って歩いているだけで地元の人からお接待をうける。そのような存在に急に変わってしまう。世界的にみてもそのような巡礼地は他にはない」との説明があった。そして現在、2年後の世界遺産暫定リスト入りを目指して文化庁に働きかけるなど、世界遺産登録に向けて精力的に活動している話で締めくくられた。

後半は途中、阿南市の天然記念物に指定されている大杉がある月夜御水大師に立ち

寄り、最終ゴールである鉦打橋に無事に到着した。参加者のご協力のおかげで有意義

な体験ウォークとなった。

 

 

第116回西日本経済同友会会員合同懇談会

 10月12日(金)13時から、高松市のJRホテルクレメント高松において、第116回西日本経済同友会会員合同懇談会が開催された。中部から九州までの18の同友会から約500名の会員関係者が参加し、本会からは岡田代表幹事をはじめ計13名が参加した。
 合同懇談会に先立ち、西日本経済同友会代表幹事会が開催され、次回の合同懇談会の概要や、本年7月に開催された西日本経済同友会代表者会議に関連した話題について話し合われた。
 交流懇談会では「瀬戸内から発信する未来ネットワーク~ミレニアル世代に向けて動き出した交流~」をメインテーマに基調講演やパネルディスカッションが開催された。
 瀬戸内国際芸術祭で、総合ディレクターを務める北川フラム氏が基調講演を行った。来年で4回目の開催を迎える瀬戸内国際芸術祭では、「瀬戸内」という場所が主人公という特徴がある。また、リピーターや海外からの参加者も増加しており、あらゆる地域に 
役立つことを考えながら、芸術祭に取り組んでいると講演された。
 その後のパネルディスカッションでは、パネリストに泉雅文氏(四国旅客鉄道㈱取締役会長)、福井順子氏(NPO法人男木島図書館理事長)、十河瑞澄氏(四国八十八ヶ所霊場会青年会会長)の3人を迎え、ファシリテーターは矢野年紀氏(香川経済同友会代表幹事)、コーディネーターは亀谷哲也氏(西日本放送㈱アナウンサー)が務め、地域活性化や地域ブランドでの売込みの重要性などについて意見が交わされた。続くウェルカムアトラクションでは香川の粋なジャズサウンドが披露され、懇親パーティーでは香川の名産品や地酒が振る舞われ、充実した会員交流の場となった。
 また今回は初の試みとして、懇親パーティーの後、女性会員の集いが開かれた。今年度、代表幹事に就任した女性代表幹事が挨拶を行い、本会の坂田代表幹事も就任挨拶を行った。
 翌日には交流ゴルフコンペや各種エクスカーションが行われた。

平成30年度全国経済同友会事務局長会議

9月13日(木)午後3時から盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングにおいて全国経済同友会事務局長会議(幹事:岩手経済同友会)が開催された。
 まず岩手経済同友会藤澤光事務局長により開会宣言があり、続いて新任事務局長の紹介(今回12名)が行われた。
 議事については第31回(2018年)全国経済同友会セミナーの収支報告、第32回(2019年)全国経済同友会セミナーの企画案、第34回(2021年)全国経済同友会セミナーの日程案、平成31年度事務局長会議の開催地・日程、平成30年度全国経済同友会代表幹事円卓会議について報告された。
 また東京の経済同友会から第36回(2023年)全国経済同友会セミナーの開催地の募集、東京オリンピック・パラリンピックに関するご協力のお願いについて報告があった。
 その後の意見交換会では各地の経済同友会に対して事前に実施されたアンケートをもとに日々の活動運営において直面している具体的な課題や悩みの改善・解決に向けて意見交換を行った。事務局長会議の活性化を図る目的で実施された初めての試みであり、講師の選定や謝金の設定等の委員会運営について情報を共有したり、会員拡充策、行政・他団体との連携、業務の効率化に対する取組みについて議論した。

 基調講演では、中村一郎氏(三陸鉄道株式会社代表取締役)に「光り輝く三陸を目指して」と題して講演いただいた。講演では東日本大震災の被害状況、三陸鉄道の復旧の歴史、三陸鉄道の新たな取り組みについて紹介された。現在は沿線地域の魅力発信によるお客様の呼込み等、地域の振興についても積極的に取り組んでいる。
 翌日は陸前高田市を視察。岩手県職員、陸前高田市の職員、東日本大震災を経験した陸前高田語り部さんから東日本大震災の当時の状況や復興の取組状況について説明を受けた。現在は防潮堤の整備や被災世帯の再建、新たな中心市街地の形成等、復興にむけて大きく前進しており、大変有意義な視察であると感じた。

北欧最新動向セミナー

演題:『北欧経済の概況と社会課題への対応事例』
講師:ジェトロ海外調査部欧州ロシアCIS課 福井崇泰氏 

 8月24日(金)14時から、阿波観光ホテルにおいて、北欧最新動向セミナーが開催された。講師には、日本貿易振興機構(JETRO)海外調査部欧州ロシアCIS課の福井崇泰氏を迎え、『北欧経済の概況と社会課題への対応事例』と題して講演いただいた。本会からは岡田代表幹事をはじめ29名(一般参加者含む)が参加した。
 現在の北欧各国の概要や女性活躍の取組み、また日本と北欧各国の比較についてお話いただき、9月の本会海外研修事業(北欧方面)に向けた参考情報となった。
講演要旨(北欧セミナー)

「とくしま産学官連携プラットフォーム協定」締結

 8月10日(金)13時30分から、徳島県庁において、とくしま産学官連携プラットフォームに関する包括連携協定」締結式が開催された。これには、徳島県内のすべての高等教育機関、徳島県、徳島県市長会及び町村会、経済団体等、合計14の機関・団体が参画し、本会からは岡田代表幹事が出席した。
このプラットフォームは、徳島県内において、産学官の連携のもと、大学等が地域における知の基盤としての役割を果たし、特徴や強みを踏まえた地域貢献や人材育成の充実を図り、豊かな地域社会の構築に寄与することにより、地方創生の推進に資することを目的とし、新たに設置されたものである。
次に掲げる項目について、連携および協力を行うものとする。
(1)地域課題の解決や地域をテーマとする研究に関すること
(2)学生の地域活動の促進及び支援に関すること
(3)徳島県内への就職の促進に関すること
(4)高等教育機関相互の連携による高等教育の質向上に関すること。
(5)初等中等教育機関との連携及び協力に関すること
(6)地域における災害時の連携体制の検討及び構築に関すること
(7)その他目的の達成のために必要な事項

 

<参加14団体>
徳島大学
鳴門教育大学
阿南工業高等専門学校
徳島文理大学・徳島文理大学短期大学部
四国大学・四国大学短期大学部
徳島工業短期大学
徳島県経営者協会
徳島県経済同友会
徳島県商工会議所連合会
徳島県商工会連合会
徳島県中小企業団体中央会
徳島県市長会
徳島県町村会
徳島県

 

第2回四国・関西経済同友会合同懇談会

 8月3日(金)15時から、大阪市の一般社団法人関西経済同友会会議室において、第2回四国・関西経済同友会合同懇談会が開催された。四国4県同友会から16名、関西からは関西広域インフラ委員会メンバーを中心に40名が出席し、本会からは梅田真司四国等連携推進委員会委員長、松重和美同委員会副委員長、島事務局長の3名が参加した。
 「四国新幹線構想について」と「クルーズ船誘致の現状と課題」の2つのテーマについて意見交換が行われた。昨年に引き続き議論された四国新幹線構想では、四国が一丸となって、相乗効果を生み出す必要があるとの意見が関西から出た。クルーズ船誘致については、4県同友会から各県の現状と課題について報告があり、本会からは、徳島県が推進している「新クルーズ客船寄港拡大おもてなし事業」について説明した。四国と関西の連携強化により注力することで意見がまとまった。