7月24日(水)14時から、阿波観光ホテルにおいて、毎年恒例の夏季経済講演会が開催された。講師には、一般社団法人日本経済協会理事長で早稲田大学名誉教授の田村正勝氏を迎え、『2019年下期の景気見通しー減速下振れで不可欠な中小企業の連帯をー』と題して講演いただいた。本会からは岡田、坂田両代表幹事をはじめ49名(一般参加者含む)が参加した。
最近の大手企業による不祥事や所得格差問題、また欧米諸国と同様のナショナリズムへの危険性の提唱、抜本的財政改革の必要性についてもお話いただいた。質疑応答では岡田代表幹事が、先日の参議院選時に脚光を浴びたMMT(現代貨幣理論)に対する考え方について聞くと、「自分とは少し考え方が違う。現在インフレにならないのは、格差が開き、アンフェアな社会構造だからだ。もし80年代に今の状況ならハイパーインフレに陥っているだろう」と述べた。