2022年度全国経済同友会代表幹事円卓会議(2022.12.5)

 12月5日(月)14時30分から、群馬県高崎市のGメッセ群馬において、2022年度全国経済同友会代表幹事円卓会議が開催された。本会からは三好・三木両代表幹事が出席した。

 櫻田謙悟氏((公社)経済同友会代表幹事)ならびに齋藤一雄氏(群馬経済同友会代表幹事)の挨拶で開会し、休憩をはさみながら議事および報告が行われた。

 

<議事>

1.第34回全国経済同友会セミナーについて

 第34回(2022年)全国経済同友会セミナー(ひょうご・神戸大会)中止に 係る費用分担案、代替特別プログラムの収支案が示され、全会一致で承認された。

2.第35回全国経済同友会セミナーについて

 2023年度の第35回全国経済同友会セミナー(長崎大会)について、企画案ならびに予算案が示された。

 開催日 2023年4月13日~4月14日

 会場  出島メッセ長崎

 参加費 会員42,000円(同伴10,000円)

 テーマ 経済人として安全保障にどう向き合うか

 3.第36回全国経済同友会セミナーについて

 2024年度の第36回全国経済同友会セミナー(福井大会)について、福井経済同友会の林代表幹事から開催日程が示された。

 開催日 2024年4月18日~4月19日

 

<報告>

 各地経済同友会による取り組みについて下記の経済同友会から報告があった。

・北海道経済同友会

 北海道の物流~現状と今後について

・山形経済同友会

 レギュラー番組「提言の広場」について

・静岡経済同友会浜松協議会

 静岡大学・留学生の浜松地域企業への就労支援事業について

・鳥取県経済同友会

 関西学院大学渥美ゼミとの共同の取り組みについて

・(公社)経済同友会

 生活者共創社会について

 

 議事、報告の後、来賓の手島仁氏(群馬地域学研究所代表理事)による講演が行われた。手島氏は群馬県前橋市の出身で、「蚕糸先進県から内陸型重工業県、そして政治王国へ~群馬県の歩みと特徴~」と題して、群馬県の産業の変遷や歴史について語られ、非常に興味深く有意義な講演であった。

 閉会後、懇親パーティーが催され、各地同友会の代表幹事、事務局長らが親交を深めた。

新春初詣見学会(2023.1.25)

 1月25日(水)、新春恒例の初詣見学会は、香川県の善通寺を訪れた。コロナ禍により2年続けて中止を余儀なくされていたが、ワクチンの普及や社会環境の変化を鑑み、このたび再開することとなった。

 善通寺は四国八十八箇所霊場の第75番札所であり、弘法大師空海生誕の地とされている。この冬一番の寒波が襲い、天候が懸念されたが、当日は快晴に恵まれ、三木代表幹事をはじめ総勢15名が参加した。

 阿波おどり会館前でバスに乗り込み出発、予定どおりに善通寺に到着。御影堂(大師堂)にて厳粛な雰囲気の中、徳島経済のさらなる発展を願い、全員で祈願した。

 昼食は、宿坊「いろは会館」で精進料理のフルコースをいただいた。

 昼食後は金堂(本堂)を参拝し、その後は広大な境内を散策した。東院と西院に分かれており、国重要文化財、国登録文化財が点在している。特に、五重塔は高さが約43メートル、国内の木造塔として3番目の高さを誇り、見事であった。

 その後、善通寺を出発し、丸亀城を訪れた。丸亀城は「石垣の名城」として有名で、天守は日本一小さな現存木造天守となっている。築城400年を超えた今でも「扇の勾配」とよばれる独特の石垣を中心に自然と調和した様式美を残しており、素晴らしかった。

 丸亀城を見学後、帰路についた。大きなトラブルや事故もなく、大変有意義な初詣となった。

 

 

 

2023年経済5団体新年祝賀会(2023.1.5)

 1月5日(木)、徳島グランヴィリオホテルにおいて徳島県内経済5団体新年祝賀会(主催:徳島県商工会議所連合会・徳島県中小企業団体中央会・徳島県商工会連合会・徳島県経営者協会・(一社)徳島経済同友会)が開催された。今年度の幹事は本会が務めた。17名の来賓を含めおよそ300名が出席し、本会からは三好・三木両代表幹事をはじめ120名が出席した。

 昨年度に続き、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、毎年恒例の鏡開きやビュッフェスタイルでの懇談は中止し、セミナー形式での開催となった。

 主催者を代表して、徳島県中小企業団体中央会の布川会長が挨拶した。冒頭、昨年を振り返り、「新型コロナウイルスは未だ終息が見通せず、ロシアによるウクライナ侵攻は資源の供給不足、価格高騰などを招き、世界経済は下ブレ要因を孕んでいる。国内についても物価上昇や円安等が経営を圧迫し厳しい状況で新年を迎えた」と述べた。そして、今年については、「経済5団体がそれぞれの立場で特性を活かし、協力し合って地域経済の発展に寄与していきたい。そして現下の難局、厳しい冬の寒さを乗り越え、大きな花を咲かせる年となるよう願い、行動していきたい」と決意を述べた。

 来賓の飯泉嘉門徳島県知事は、SDGsやカーボンニュートラルに向け、「皆様方とともにDX、GXのモデルを打ち立て、これらを経営に活かしていただき、物資高騰などのピンチをチャンスに切り替える、そうした1年にして欲しい」と述べられた。

 内藤佐和子徳島市長は、「地域経済をしっかり支えながら、デジタル化や脱炭素化の推進といった時代の変化に対応した新たな施策を加速させ、市民のみなさまが将来に希望が持てる持続可能なまちづくりを実現したい」とし施策推進への協力を求めた。

最後の手締めでは、河村保彦徳島大学長が挨拶し、三本締めにて閉会となった。

 

 

2022年度年末会員懇談会(2022.12.13)

 12月13日(火)午後6時からJRホテルクレメント徳島において、恒例の年末会員懇談会が開催された。

 はじめに、三好代表幹事が会員の方々に日頃のご支援とご協力に対するお礼を述べた。そして、本年の国際情勢や経済動向、ならびに本会の活動を振り返るとともに、今後の活動予定について言及した。特に、来年11月に本会主催で開催される第120回西日本経済同友会会員合同懇談会について積極的な参加を呼びかけた。

 三好代表幹事の挨拶の後、オープニングセレモニーが行われた。今秋、文化・スポーツ委員会、人口減少対応委員会が共催しパソナグループが展開する淡路島の施設を視察した経緯から、パソナグループから7名の方をお招きした。大出亮氏(㈱パソナグループ執行役員CPU総本部Super City担当)が、淡路島における同グループの地方創生への取り組み状況を映像とともに説明された。そして、ピアノ、バイオリンの生演奏のもと3名のバレエダンサーによるパフォーマンスが披露された。美しい調べのもと優美で繊細な舞踊は感動的で、強く胸を打たれた。

 その後、三木代表幹事の乾杯のご発声にて開宴し、美味しい食事をいただきながら会員間の交流を大いに深めた。程なくして、恒例の会員の方々からご提供いただいた豪華な景品の福引抽選が行われ、31名の方が見事当選された。

 最後は坂田理事の音頭による「徳島締め」にてお開きとなった。

 会員の皆様にご協力いただいた募金は、ウクライナ人道危機救援金(日本赤十字社)、NPO法人新町川を守る会、および徳島新聞社会文化事業団への寄付金に充てられた。

 来年の年末会員懇談会は、ウクライナの戦争が終結し平和な世界が訪れ、また新型コロナウイルスが終息し、従来のような懇談会が開催できることを願いたい。

 

 

本会からのお知らせ(新役員体制内定について)

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一般社団法人徳島経済同友会

新役員体制内定に関するお知らせ

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一般社団法人徳島経済同友会は、2021年3月30日に開催された理事会において、

新年度(2021年度)の役員体制を下記のとおり内定いたしました。

PDFプレスリリース(新役員体制内定に関するお知らせ)

 

◆新役員体制(2021年5月28日付)

 

< 代表幹事(代表理事)>

坂田 千代子(さかた ちよこ) (株式会社あわわ 会長)

三好 敏之(みよし としゆき) (阿波銀リース株式会社 代表取締役社長)・・・新任

 

< 理 事 >

 田中 浩三(たなか こうぞう)(田中法律事務所 代表弁護士)

近藤 紳一郎(こんどう しんいちろう)(株式会社スタン 代表取締役)

髙畑 宏比(たかはた ひろとも)(株式会社ときわ 代表取締役会長)

三木 康弘(みき やすひろ)(阿波製紙株式会社 取締役社長)・・・・・・・新任

 

< 監 事 >

日下 雅史(くさか まさふみ)(税理士法人徳島 代表社員)

山内 勝英(やまうち かつひで)(南国商事株式会社 代表取締役会長)

 

※岡田代表幹事は顧問へ就任予定です。

 

―本件に関するお問い合せ―――――――――――――――――――――――――――

一般社団法人徳島経済同友会事務局   

 TEL:088-625-8393  FAX:088-655-6344

MAIL:tokukeid@stannet.ne.jp

URL:https://t-doyukai.jp/

〒770-0911 徳島市東船場町2丁目21-2阿波銀住友生命ビル4階

                                                                                                                              以上

2021年経済5団体新年祝賀会(2021.1.5)

 1月5日(火)、徳島グランヴィリオホテルにおいて徳島県内経済5団体新年祝賀会(主催:徳島県経営者協会・徳島県商工会議所連合会・徳島県中小企業団体中央会・徳島県商工会連合会・(一社)徳島経済同友会)が開催された。本会からは岡田・坂田両代表幹事をはじめ109名が参加した。今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、毎年恒例の鏡開きやビュッフェスタイルでの懇談は中止し、セミナー形式での開催となった。

 主催者を代表して、本会の岡田代表幹事が挨拶の冒頭で、今回のコロナ禍について触れ、「危機的状況こそ新たな成長の源泉となる。ウィズコロナ、アフターコロナの世界に適応する改革の過程で、次世代のイノベーションがうまれる素地ができ、それが成長ドライバーとなる可能性を秘めている」と述べた。また、消費者庁新未来創造戦略本部が開設されたことについて、「戦略本部は、自律分散型地方創生とSDGsの両立された徳島独自の動きであり、大きな前進だ」とし、「挙県一致で消費者庁に続く地域活性化に向けた取組みを加速させるべきだ」とした。最後に、「徳島ヴォルティスのJ2優勝とJ1昇格という嬉しい風が年末に吹いた。今度は私たち経済5団体の番だ」とし、徳島ヴォルティスのゴールパフォーマンスである“ラブ・ヴォルティス”のLポーズを5団体の代表全員で披露した。

 来賓の飯泉嘉門徳島県知事は、若者の地方移住希望が増加していることに触れ、徳島が選ばれるためには魅力ある産業を生み出す必要があると述べた。最後の手締めでは、野地澄晴徳島大学学長とともに、本会の坂田代表幹事が「徳島締め」を披露し閉会となった。

第17回旧遍路道体験ウォーク(2020.11.7)

11月7日(土)、第17回目を数える「旧遍路道体験ウォーク」を実施した。今回は、昨年の体験コースからの継続遍路道として、第十番札所切幡寺から第11番札所藤井寺までの約10kmの道程を歩いた。

先達の佐野氏先導のもと、吉野川のおりなす自然豊かな遍路道を総勢19名が参加してウォーキングを満喫した。

雨天予報だったこともあり天候が危ぶまれたが、当日は雨に見舞われることもなく

ウォーキングを楽しむことができた。

 まず、第10番札所の切幡寺の山麓にある山門を参拝し、ウォーキングをスタートした。藤井寺への道中、善入寺島(ぜんにゅうじとう)に架かる5つの潜水橋の内、大野島橋と川島橋の2橋を渡った。善入寺島とは、阿波市と吉野川市を流れる吉野川の中州で、四国のみずべ八十八カ所に選定されている。日本最大の川中島で、雄大な吉野川の流れに近づける癒しの場所、また、郷愁を誘う風景を醸し出す大きなアクセントとなっている。現在ものどかな田園風景を作り出しており、優良農地として活用されている。

 昼食は、川島城が築かれていた城山にある川島公園にておいしくいただいた。川島公園の展望台では、善入寺島の全景を一望の中に収めることができ、豊かな自然を感じることができた。

 その後、藤井寺では、先達の佐野氏より参拝の作法についてご指導いただき、その作法に則り、灯明と線香をあげ、皆で読経した。

本年も、参加者のご協力のおかげで有意義な体験ウォークとなった。

 

 

 

新春初詣見学会(2020.1.24)

 

 1月24日(金)、新春恒例の初詣見学会は、京都府を訪れ、午前中は八坂神社を正式参拝し、午後からは平等院鳳凰堂を訪問するという日程で開催され、岡田、坂田両代表幹事をはじめ総勢23名が参加した。
 暖かい新春らしい陽気の中、まずは、京都の中でも「祇園さん」の呼び名で親しまれ、全国各地から多くの参拝者が訪れる八坂神社を訪問した。正式参拝は、神前にてご祈祷を受け、御神楽も披露されるなど、厳粛な雰囲気の中で執り行われた。境内には、本殿を取り囲むように20社近いお社があり、特に「美御前(うつくしごぜん)社」は有名で、その名の通り、美容美徳にご利益があり、舞妓さんや芸妓さんをはじめ、全国の女性たちが参拝に訪れるとのこと。鳥居の横に湧く「美容水」を肌につけると、美肌はもとより心から美しく磨かれるといわれていることから、参加者は御神水を通して心身の清浄を祈願した。昼食は、京都を代表する日本酒造会社「黄桜 伏水蔵」にて、日本酒と地ビールを嗜みながら、新年にふさわしい御膳をいただいた。
 午後からは、古都京都の文化財の一つとして世界文化遺産にも登録され、2年間の平成の大修理を終えた平等院鳳凰堂を訪問した。ボランティアガイドの案内のもと、浄土式の借景庭園として史跡・名勝に指定されている庭園を散策した。一万円札のデザインでおなじみの金銅鳳凰や楼閣の宝珠も金色に再現されており、当時の豪華絢爛な姿を今に見ることができた。鳳凰堂の中にはご本尊である木造阿弥陀如来坐像が安置されており、当時の造形技術の高さに感嘆した。

2020年経済5団体新年祝賀会(2020.1.7)

 1月7日(火)、阿波観光ホテルにおいて徳島県内経済5団体新年祝賀会(主催:徳島県経営者協会・徳島県商工会議所連合会・徳島県中小企業団体中央会・徳島県商工会連合会・一般社団法人徳島経済同友会)が盛大に開催された。来賓も含め約330名が一堂に会し、本会からは岡田・坂田両代表幹事をはじめ153名が参加した。
 主催者を代表して、徳島県経営者協会の林香与子氏が挨拶し、「労働力人口が減るなか、企業は生産性向上を図ることが最大の課題になる。徳島の魅力を高め、地方創生に繋げることが重要だ」と呼びかけた。

 来賓の飯泉嘉門徳島県知事は、東京五輪の公式エンブレムに藍色が採用されていることに触れ、阿波藍や徳島を世界に発信するチャンスになると述べた。また、遠藤彰良徳島市長は、そごう徳島店撤退後の施設有効活用についての提言や協力を呼び掛けた。その後、来賓や各団体の代表による鏡開きが行われた。
56年ぶりに日本で開かれる東京オリパラが最大の注目イベントとなる2020年は、参加者の活気ある雰囲気の中でのスタートとなった。

 

2019年度年末会員懇談会(2019.12.7)

 

 12月7日(土)午後6時から阿波観光ホテルにおいて、恒例の年末会員懇談会が開催された。来賓として、NPO法人新町川を守る会理事長の中村英雄氏をお招きし、総勢約120名が参加した。
 はじめに、岡田代表幹事が会員の方々に日頃のご支援とご協力に対するお礼を述べるとともに、2019年度の振り返りと2020年新年に向けての抱負を語られた。
 続いて、坂田代表幹事の乾杯の音頭で開宴し、最初に同日行われた会員ゴルフコンペの優勝者ならびに2年に1度の代表幹事杯取り切り戦の優勝者の表彰式が行われた。田中文化・スポーツ委員会委員長からは、2020年1月に行われる「三好長慶シンポジウム」の紹介があり、多くの会員の参加を呼びかけた。その後、会員の方々からご提供いただいた豪華な景品が両代表幹事の福引き抽選により懇談会参加者へ手渡され、賑やかな一幕となった。また、チャリティーオークションも、豪華賞品が次々と出品され、次々と手が上がり、大いに盛り上がった。
 宴会の後半には、会員の皆様に恒例となる募金にもご協力いただき、最後は近藤理事と坂田代表幹事による「徳島締め」で中締めし、お開きとなった。
 募金とチャリティーオークションの売上金は、NPO法人新町川を守る会、NPO法人徳島共生塾一歩会、および徳島新聞社会文化事業団への寄付金に充てられた。徳島新聞社会文化事業団へは、12月24日(火)に岡田代表幹事が持参し、事業団の米田豊彦代表理事に手渡した。