5月28日(火)午後3時からJRホテルクレメント徳島4階クレメントホールにおいて、会員117名(ほかに委任状提出者125名)が出席して、2019年度(第38期)通常総会が開催された。
はじめに、岡田代表幹事が挨拶に立ち、国内外の経済情勢に言及した後、昨年度の活動状況を振り返ると同時に、委員会組織改編により活発になった委員会活動への協力に対して、会員の皆様へお礼を述べた。また、2019年度も引き続き「徳島経済、未来へつなぐ」をキャッチフレーズに、徳島の抱える課題に対して向き合い、取りまとめた提言を発信することをめざすと抱負を述べた。
総会後の記念講演は、一般社団法人関西経済同友会代表幹事の池田博之氏(株式会社りそな銀行副会長)より、「相互連携がもたらす、四国・関西の更なる可能性について」と題して、ご講演いただいた。関西経済同友会の主な活動状況や今後の関西で予定されているイベントについて紹介されたあと、徳島を「関西から四国への玄関口」ととらえ、外国人旅行者の取り込み拡大や四国新幹線実現による関西との往来拡大について述べられた。さらに、四国と関西を繋ぎ、相乗効果を発揮するには、地域固有の文化を発信するなど、今できることを実践・実装することが重要であると強調された。
会員懇談会は、後藤田徳島県副知事、遠藤徳島市長、黒下徳島県商工労働観光部長、記念講演講師の池田博之氏などを来賓に迎えて盛大に開催された。初めに坂田代表幹事の挨拶の後、後藤田徳島県副知事、遠藤徳島市長よりご丁重なご祝辞をいただき、近藤理事の音頭で乾杯し祝宴が始まった。新入会員を含めて大いに盛り上がり、田中理事と坂田代表幹事のお二人による「徳島締め」でのお開きとなった。