新春初詣見学会(2019.1.25)

 1月25日(金)、新春恒例の初詣見学会は、兵庫県神戸市を訪れ、午前中は生田神社を正式参拝し、午後からは酒蔵見学をした後、湊川神社を訪問するという日程で開催され、岡田、坂田両代表幹事をはじめ総勢20名が参加した。
 穏やかな新春らしい陽気のなか、まずは、神戸有数のパワースポットとしても人気があり、毎年年始には全国から150万人以上の人が訪れるという生田神社を訪問した。正式参拝は、神前にてご祈祷を受け、御神楽も披露されるなど、厳粛な雰囲気の中で執り行われ、心洗われる初詣となった。その後の境内見学では、御祭神である稚日女尊(わかひるめのみこと)をお祀りしている本殿の案内からはじまり、戦中の大空襲で焼けたものの、蘇ったことから復縁のパワースポットとして有名な「楠の神木」を見学。また、本殿の北側には歴史的に由緒ある森で源平の合戦の戦場になったことでも有名な「生田の森」が広がっており、大都会の中にいることを忘れさせてくれるような癒しの場を散策した。
 昼食は、灘五郷の一つである御影郷で、260年の歴史をもつ神戸酒心館の館内料亭「さかばやし」にて、ノーベル賞の公式行事でも提供されている純米吟醸「福寿」を嗜みながら、新年にふさわしい御膳をいただいた。
 食後は、引き続き神戸酒心館にて、酒造工程や麹から手作りで行っている等の酒造りへのこだわりを説明いただいた後、酒蔵見学や利き酒、買い物を楽しんだ。
 最後に、「楠公さん」として親しまれている楠木正成公を祀った湊川神社を訪問した。本殿の天井には全国の著名画家により奉納された立派な天井画がみられ、その荘厳な雰囲気は一見の価値があった。また参道脇にある「楠本稲荷神社」は、お稲荷さん特有の朱色の鳥居が連なる奥に小さなお社があり、その拝殿には天井からたくさんの赤い提灯がぶら下がっており、不思議な魅力を味わえる場所であった。その後、大きなトラブルや事故もなく無事に帰路に着き、大変有意義な初詣となった

2019男女共同参画フォーラムin高松

   テーマ『ダイバーシティの未来~インバウンド推進と女性活躍~』

 

 

119日(土)13時から、かがわ国際会議場において「2019男女共同参画フォーラム」が開催された。「ダイバーシティの未来~インバウンド推進と女性活躍~」をテーマに約230名が参加し、本会からは坂田代表幹事がパネリストとして出席した。

 

 基調講演は、タイ・バンコクに在住し、訪日プロモーション事業を行っている比護千春氏(㈱コリ企画代表取締役社長)により、「インバウンドを支える女性の輝き!」と題して行われた。比護氏は、「インバウンド推進を成功させるためには、それぞれの市場に合わせた情報提供とインフラ整備が必要だ」とも説明。また、受け入れ先の整備として香川県が行っている「おもてなし」についても高く評価した。

 

 引き続き行われたパネルディスカッションは、人見訓嘉氏(㈲CONERI代表取締役社長)がコーディネーターとなり、「ダイバーシティが支えるインバウンドの未来」をテーマに、4名のパネリストがインバウンドへの対応や女性活躍推進に関して各々の観点から意見を交わした。その中で、坂田代表幹事は「女性が仕事がよくできるのは消費者の気持ちが分かる」として女性の視点を生かす重要性を強調した。

 

 コーディネーターの人見氏は、多様性のある企業では、従業員が組織に主体的に貢献したい意欲が高まるとの考え方を紹介し、今回のフォーラムを締めくくった。

 

消費者庁等移転推進協議会

 1月11日(金)15時から、徳島県庁において「消費者庁等移転推進協議会」が開催された。「消費者庁・消費者委員会・国民生活センター」の徳島移転に向けた取組みを推進するため、委員33名が参加し、本会からは本協議会会長である岡田代表幹事が出席した。
 まず、これまでの活動報告と県の今後の取組みについて説明があり、「新次元の消費者行政・消費者教育」をPRする4K動画が放映された。
 続いて、国及び関係機関に対して消費者庁等の徳島移転を求める要請文が岡田会長から提案され、全会一致で採択された。
 また最後に、9月上旬に徳島開催が決定された「消費者政策国際会合」に触れ、徳島の取組みをPRできるよう協議会としてもサポートしたいと岡田会長が挨拶された。
1月30日(水)には、飯泉嘉門徳島県知事、岡田好史消費者庁等移転推進協議会会長等が消費者庁の徳島県への全面移転を求める政策提言などを消費者庁長官等に手渡し、要望活動を行った。