3月19日(火)、ヨンデンプラザ徳島において、観光アイデアコンテスト最終審査会が開催された。県内の学生(阿南高専、四国大学、徳島大学、徳島文理大学)と県内在住の外国人からなる混成3チームにより、インバウンド観光客を四国に呼び込むためのアイデアが競われた。
このコンテストは、昨年の10月よりスタートした企画で、アイデア創出ワークショップや四国の観光地でのフィールドワークを経て、今回の最終審査会を迎えた。審査は、①新規性・独創性②市場性・成長性③四国への波及効果の3つの観点で評価し、優秀賞を決定する。
松重副委員長(学校法人四国大学学長)による開会挨拶の後、各チーム代表者による15分程度のプレゼンテーションが行われた。
その後、審査員による協議が行われ、審査委員長である(公財)徳島経済研究所の荒木専務理事より「すべてのチームが四国の現状の課題を踏まえた上で、昨今のインバウンド施策に必要な要素を取り入れており、かつ学生らしく面白いアイデアだった」とした上で、チーム毎に講評いただいた(講評については別紙参照)。
厳正なる審査の結果、優秀賞に輝いたAチームには、坂田代表幹事より表彰状と記念品が授与された。閉会挨拶では、梅田委員長(㈱四国電力執行役員徳島支店長)が、今回のコンテストの総評と今後の展開について話された。
本委員会としてはコンテストの結果から得られたアイデアを四国地区の経済同友会へ発信するとともに、具体的な提言や意見を取り纏め、観光協会やDMOに対して働きかけを行っていきたい。