3月1日(土)~2日(日)、文化・スポーツ委員会の活動として、徳島でのアリーナ建設早期実現に向け、長崎スタジアムシティ・SAGAアリーナの視察を実施しました。併せて、長崎経済同友会との懇談会を長崎スタジアムシティ内にて開催し、貴重な意見交換を行うことができました。当会から、長岡・三木両代表幹事、田中 文化・スポーツ委員会委員長他総勢17名が参加、長崎経済同友会からは東・山川両代表幹事、平家 新産業創造委員会委員長他総勢10名の方々に参加いただきました。
意見交換会では、互いの同友会における観光、スポーツ、文化、街づくり等による経済活性化の取組状況について情報交換を行いました。当会の文化・スポーツ委員会 田中委員長からは、三好長慶の啓発事業(マンガ本制作等)・徳島に根ざしたプロスポーツチーム支援・応援活動の現状について発表がありました。長崎経済同友会新産業創造委員会 平家委員長からは、「スタジアム・アリーナの経済的・社会的効果」「地域経済活性化の役割」「スタジアムシティ開業時点の効果から今後の課題と未来」などの切り口から、長崎をスポーツの街として定着させるべく尽力されている現状をご紹介いただきました。
その後、約20,000人収容のスタジアムでのサッカーゲームをスタジアムシティホテルのテラスから観戦(ヴィフォーレン長崎VSジュビロ磐田)し、夕刻には、バスケットボールB1リーグの試合(長崎ヴェルガVS琉球ゴールデンキングス)を約6,000人収容のHAPPINESSアリーナで観戦しました。
翌日、佐賀市にある九州地区最大の収容人員8,400人を誇るSAGAアリーナにおいて、Vリーグ試合観戦(SAGA久光 スプリングスVSデンソー エアリービーズ)に併せ視察を行いました。国内最多のバリエーションを誇る観客席には、家族や仲間と食事をしながらゆっくりくつろげるファミリー・グループ席、足を伸ばしてゆっくり楽しめるマス席、前の人が立ち上がっても視界を保てるよう各方面に配置された車イス席やカップル席など快適に過ごせる環境を創られており、内外ともに楽しめる仕掛けが満載のアリーナとなっていました。参考までに、佐賀県の最新の人口は約785千人で徳島県の682千人を上回っていますが、佐賀市の人口は226千人と徳島市の244千人を下回っています・
長崎スタジアムシティとSAGAアリーナでの視察内容を活かして、徳島県のアリーナ建設をより良いものにできるよう尽力していきたいと考えます。
帰路の航空便が濃霧で引き返すなどトラブルはありましたが、実りある良い視察となりました。