11月1日(金)14時から、脱炭素・GXへの取組、震災復興と産業活性化等に関する講演会を3名の講師をお迎えして開催しました。本講演会は、産業振興・グリーン産業研究委員会の企画により実施され、酒池委員長をはじめ59名が参加しました。
<講演次第>
演題1.「待ったなしの脱炭素経営。その実現のために」
講 師:大塚 哲雄氏(㈱リコー経済社会研究所研究企画室)
演題2.「地域脱炭素の動向(地域の産業構造から見る脱炭素の取組み)」
講 師:加藤 翔氏(㈱日本政策投資銀行 地域調査部課長)
演題3.「我が国のGX(グリーントランスフォーメーション)の加速/震災からの復興と地域産業活性化へのチャレンジ」
講 師:新居 泰人氏(内閣府 福島原子力事故処理調整総括官 兼 経済産業省首席能登復興担当政策統括調整官)
演題1の大塚氏よりは、現状認識を具体的に説明されながら、脱炭素経営のメリットに焦点をあてて具体的な取り組みについてお話をいただきました。
演題2の加藤氏よりは、海外・日本・徳島県における現状について、地域のカーボンニュートラルの状況などを中心に判り易く解説いただきました。
演題3の新居氏よりは、震災からの復興と地域産業活性化の課題などをご自身の福島復興に関われた実体験をもとに詳細に渡る解説があり、日本のGXの状況や進むべき方向性について、その根拠も含めて具体的な説明がありました。
いずれのテーマも喫緊の課題として注目されている興味深い項目であり、大変参考となる良い機会となりました。