5月28日(火)15時から、徳島経済同友会・あわぎんビジネスカレッジ共催で「特別講演会」を開催しました。講師に㈱エクサウィザーズ AI新聞 編集長の湯川鶴章(ゆかわ つるあき)氏をお迎えし、進化をし続けるAI が社会に与える影響や人間の価値観の変化、可能性についての解説がありました。総参加者は67名、本会からは長岡代表幹事をはじめ54名が参加しました。
<講演要旨>
・AIの進化の道筋 ~最大のポイント「驚愕のスケーリング則※」~
・AI進化のロードマップ
➀ Deep LearningでAIが目を持った
② Transformerで言語を含む大量データを扱えるようになった
③ AgentでAIが自分で計画して動けるようになる(今年)
④ Multimodal(マルチモーダル)で、世の中を実際に体験して深く理解する(来年)
上記項目の解説から結びに「AIが進化するのなら、人間の心も進化しなければならない。恐れ、エゴの心で、人間より賢いAIを使えば人類は滅亡へ向かう」と、進化し続けるAIが社会へ与える影響や人間の価値観の変化について講演いただきました。講演後には、専門的事項の質問が多数あり、大変有意義な特別講演会となりました。
※スケーリング則では、大規模な機械学習モデルにおいて、モデルのサイズ、データ量、計算リソースの増加が性能にどのように影響するかを定量的に示す。