9月12日(火)、あわぎんホールにおいて4年ぶりに松竹大歌舞伎が上演され、青年部会主催により有吉部会長他12名が参加した。
中村鴈治郎、中村亀鶴、上村吉弥他の出演で、演目は「土屋主税(つちやちから)」と「汐汲(しおくみ)」。
「土屋主税」は、上方歌舞伎の代表的な名跡である中村鴈治郎のお家芸「玩辞楼十二曲」の内の1つに数えられる名作で、俳諧を巧みに織り交ぜながら、討ち入りを待ち望む主税の心情を描いたものとなっています。
「汐汲」は、女方の舞踏の中でも屈指の人気曲のひとつで、苅藻(ゆるめ)の悲しくもまた初心な恋心や、此兵衛との駆け引きを舞踏仕立てで描き出しています。
古風な情緒あふれる歌舞伎舞踏を参加者全員で楽しんだ。