1月10日(火)15時から、四国遍路世界遺産登録推進協議会令和4年度第2回「普及啓発」部会のWEB会議が開催された。四国経済連合会、四国四県の経済同友会から総計12名が出席した。本会からは「四国遍路」を所管する観光振興委員会の阿部委員長、森高事務局長が出席した。間島部会長の開会挨拶があり、その後議題に入った。
<議題1>
令和4年度の活動報告について
(1)シンボルマークデザイン変更にともなう啓発物刷新について
ポスター、パンフレット、のぼり、バッジについて作成費用(支出)の内訳について報告された。
(2)フリーペーパーへの広告について
瀬戸内国際芸術祭秋会期(2022年9月29日~11月6日)に配布されたフリーペーパーに四国遍路を紹介する広告を掲載したことが報告された。
(3)YouTube広告について
令和3年度に作成した6秒広告を11月1日から3カ月間放映。現在も放映中。(1カ月で63万回の表示)
<議題2>
令和5年度の普及啓発部会事業計画について
令和5年度の普及活動事業として、下記の5つの事業計画案が提示され、優先的に取り組むべき事業について議論された。
(1)英語版パンフレット作成
(2)推進協議会のHPの改修
(3)「カジュアルお遍路ガイドブック」プロジェクトへの参画
(4)四国遍路と世界各国にある世界遺産登録のコラボ展示会の開催
(5)四国四県の知事定例記者会見時の遍路のぼりとポスターの掲示
(1)については必須であり最優先で取り組むこととなった。(5)については県が対応可能なのか、各同友会の事務局長が県に打診し、後日報告することとなった。また(2)については、現在のHPが簡素であり、より分かりやすく情報発信力のあるHPに改修、インスタグラムの中でフォトコンテスト実施も検討するとのこと。(3)については、若者への浸透を目的としており、アイデア、方向性は全体として賛同できる。ただし、現段階では不明点多く、判断材料は乏しい。(4)は費用面も含めもっと内容を精査する必要性を指摘された。
議論の後、WEB上にて投票が行われた。本会は、(2)、(3)、(4)の順で優先的に取り組むよう投票した。全体の結果としても(2)、(3)、(4)の順に多くの賛同があり、事業計画の方向性が共有された。