7月15日(金)、青年部会が主催し、芸術のまちとして内外から多くの人が訪れる香川県直島町を視察した。有吉部会長、藤田総務委員長をはじめ6名が参加し、地域活性化、地方創生のあり方を探った。
早朝、徳島駅に集合しJRで高松へ。高松港から高速船に乗り約30分で直島へ到着。現地では、エアトラベル徳島、ベネッセハウスのスタッフの方にご案内いただき、効率的に視察することができた。直島(宮浦港)に着くとまずは「赤かぼちゃ」で有名な草間彌生氏の作品が目に飛び込んできた。港周辺のアート作品を散策したのち、「家プロジェクト」「ANDO MUSEUM」を鑑賞。古い街並みと現代アートとの見事な融合に感心させられた。特に南寺(ジェームズ・タレルの作品)での体験は強く印象に残った。その後、「ベネッセミュージアム」で昼食を取り、施設内の作品を鑑賞。「VALLEY GALLERY」では安藤建築と周囲の自然や地域の歴史を反映する作品を鑑賞した。最後に、地中美術館(館内撮影はNG)を訪れた。安藤忠雄氏の設計による高度な建築物に感嘆した。館内では、自然光のみでクロード・モネの絵画5点を鑑賞することができた。また、ウォルター・デ・マリアの作品なども素晴らしかった。
こうして天候にも恵まれ(暑さで少々バテ気味ではあるが)有意義な視察旅行となった。参加者は今後の活動に活かしていくための多くの気づきや刺激が得られた。