5月24日(月)17時から、パシフィックハーバーにて「阿波女(あわおんな)」活躍推進委員会意見交換会が開催され、坂田委員長を始め、13名が出席した。今回の意見交換会では、「阿波女」のブランディングについて協議した。
<意見交換会要旨>
(1)単に「働き者、しっかり者」では、若い人にはネガティブに捉えられる。ブランディングのターゲットをどこに、だれに置くのか議論が必要。また、容姿だけではない価値観を上手に表現し伝えることが必要。
(2)「阿波女」は「チャーミング・おしゃれ・おおらか・しなやか」などを連想させる。阿波踊りの女踊りの、「優美に魅せ、足元の辛さを見せないしなやかさ」は「阿波女」のイメージと重なる。
(3)徳島は、女性の社会での活躍を示す指標がいくつもあり、またストレスが少ないというデータもある。女性にとって働きやすい環境であることをアピールしてはどうか。男性「阿波男」の寛容さや協力があることも触れるべき。
(4)徳島は、子育てしやすい中小企業が多い。育休からの復帰率や育児にかける時間など様々な特色を数値化し明示することが必要。データによる可視化は不可欠だ。
(5)「阿波女」の定義については、「徳島に住んでいる・徳島に住んだことがある・阿波女に共感してくれる女性」などが考えられる。
(6)女性活躍を示すデータで上位にあるが、これで満足すべきではない。もっと行政に働きかける必要がある。女性の会議体(団体)等を徳島に招致するような施策も有効ではないか。
この他にも、歴史的背景調査の必要性や発信方法など、幅広く活発な議論が展開された。