10月6日(火)17時から、パシフィックハーバーにて「阿波女(あわおんな)」活躍推進委員会意見交換会が開催され、坂田委員長を始め、13名が出席した。これまで実施してきた女性活躍サミットや女性活躍推進アンケートの成果を基に、提言作成に向けた意見交換会を行った。提言先としては、アンケートにご協力いただいた経営者と女性従業員を対象にすることとなった。
具体的な意見としては、リーダーを目指す人のロールモデルや研修等の育成環境は大企業では整ってきつつあるが、「専門性を磨きたい」など上を目指す以外のロールモデルや研修を充実する必要がある、といった意見や、社内で女性従業員に活躍してもらうには、気持ちよく育休を取得してもらえるように、経営者が気持ちをしっかりと伝えることが重要ではないか、制度よりも企業の風土や上司の対応が大事といった意見が出された。
また、提言のなかに、女性だけではなく男性がテレワークを活用して育児をサポートするといった動きが増えてこないといけない、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」を意識して経営を行うべきといった内容を盛り込んではどうかという意見も出された。
意見交換会の後には、新型コロナ感染症対策を徹底した会場で、食事会を開催した。コロナ禍で、Web会議を活用した意見交換会が多かったため、久しぶりにリアル会議でコミュニケーションを行い、その良さが実感できた。