6月1日(月)14時から、WEB会議システムZOOMを利用した阿波女(あわおんな)活躍推進委員会意見交換会が開催され、坂田委員長を始め、7名が出席した。2020年度の活動計画や新型コロナウイルスによる社会変化を捉えた女性活躍について意見が交わされた。
まず、坂田委員長が、「2020年度の活動計画のなかに、『日本版ネウボラ』の先進地域の視察や実態考査を盛り込んでいるが、現在の状況では実施が困難なため、他の方法で知識を深めるなど出来ることから取り組んでいきたい」と考えを述べた。また、他の四国4県の経済同友会との意見交換については、今回の会議と同様にWEB会議での開催の働きかけをしていくこととなった。
また、コロナウイルスによる社会変化を捉えた女性活躍推進については、仕事をする「場所」が多様化してきたため、女性が活躍する裾野が拡大しているのではないかという意見が出された。また出席した委員の企業では、従業員の子育てをサポートすることは企業にとっての大きな役割だと考え、学校の休校期間中には企業内スペースに子どもを連れて出勤できる環境を整えたという話もあった。さらに、WEB会議システムの利用用途の広がりにより、研修などが自宅で受講可能になるなど、特に女性にとってはスキルアップできるチャンスが広がるのではないかという意見が出された。
最後に、「徳島県は女性の管理職比率や男性の育児参加率が全国1位であるなど、女性の活躍を推進させる環境は整っている。これからは地方の時代であり、徳島の良さをアピールするコンテンツの一つとして「阿波女(あわおんな)活躍」を打ち出せたら素晴らしい。そのためにはぜひ『徳島版ネウボラ』を軸とした提言に結びつけたい」と坂田委員長が締め括った。