11月21日(木)、四国霊場第六番札所安楽寺において、体験型お勤め『くす供養』及び三好長慶に関する勉強会が開催され、青年部会メンバーを中心に17名が参加した。今回の行事は、長江部会長が掲げる「真善美」の方針に沿って、懇談委員会と調査研究委員会により企画された。
最初に、藍住町教育委員会の重見髙博氏をお迎えし、三好氏と勝瑞との関わりについて説明を受けた。藍住町勝瑞の地は、室町時代の阿波守護細川氏が守護所を置いた地であり、またその後に阿波の実権を握った三好氏も本拠地としていたという説明から始まり、①いつ頃から勝瑞に居住していたのか、②勝瑞城あるいは勝瑞城館はどのようなものだったのか、③勝瑞の街のかたちなどを中心に講演いただいた。
その後、夕食をはさみ、安楽寺独自のお勤め『くす供養』を体験させていただいた。本来は宿坊に宿泊した方しか体験できないが、今回は特別に本会の要望にご協力いただき、普段は体験できない有意義な時間を過ごすことができた。