7月30日(月)15時から、高知市のサンピアセリーズレインボーホールにおいて、「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会平成30年度総会が開催された。全96構成団体中、60団体から110名が出席し、本会からは島事務局長が参加した。
開会にあたり、千葉昭協議会会長(四国経済連合会会長)と副会長代表として開催県である高知県の尾﨑知事から挨拶があった。その後、4つの部会からそれぞれ活動状況について報告があった。一般社団法人へんろみち保存協会が新規加入団体として承認され、構成団体は97
団体となった。意見交換では、今回の西日本豪雨災害により被災した歩ける状況ではない遍路道の修復費用捻出方法について質問された。
この問題は、四国全体で取り組む問題であり、クラウドファンディングによる資金調達の可能性にも言及された。
最後に、千葉会長が本年3月に4県の代表者と共に文科大臣へ要望に出向いたことや、これからもメンバーで一丸となって遍路文化の継承と発展、世界遺産登録に向けて取り組みたいという考えを述べ、協議会が終了した。