2023年7月25日(火)13時から、鳥取県、皆生温泉グランドホテル天水において第9回西日本経済同友会代表者会議が開催された。西日本各地の18の経済同友会の代表幹事、事務局長が集まり、本会からは長岡代表幹事、三木代表幹事、森高事務局長が出席した。
冒頭、今回幹事を務める鳥取県経済同友会の細田代表幹事から本日の会議の2つのテーマが、各地域に共通した課題を選定している旨の説明があり、討議①「地域のインバウンド観光振興策」討議②「各地経済同友会における人づくりの取り組み」について討議を行った。
討議①について、山陰地方におけるインバウンド観光振興の取り組みを問題提起された。インバウンド観光客に選ばれる地域になるための観光地の活性化、付加価値の高度化などは、広域観光ルートの設定や地域連携が重要である。大阪・関西万博の活用も一部地域へインバウンドが偏らないよう移動ルート構築、SNS、DX活用などの対策が必要である。
討議②について、「ふるさと教育」「リスキリング」「高校と企業の連携」の問題提起をもとに、意見が出された。人づくりは地域創生の礎であり、各地同友会においての関心事や具体的取組も多岐に亘っていることを踏まえ、各同友会での取り組み事例をもとに、意見発表があり、経営層の意識改革、教育、企業などとの連携を意識した活動に繋げることが重要である。
最後に、11月に開催予定の第120回西日本経済同友会会員合同懇談会について開催地である徳島経済同友会森高事務局長より概略説明を行い、盛会裏に会議を終えた。