2024年7月23日(火)13時から、高松市において令和6年度四国遍路世界遺産登録推進協議会総会が開催され、本会からは廣瀬観光振興委員会委員長、森高事務局長が出席しました。
各部会の活動報告 ①普及啓発部会からは英語版パンフレット作成やガイドブックの広告掲載活動報告と令和6年度計画としてスペイン大使館において「四国遍路展」を11月に開催計画があることなどの報告がありました。②受入態勢の整備部会からは、継続している遍路道の維持・保全活動、勉強会、イベントについて報告がありました。③普遍的価値の証明部会からは、勉強会、研究会、検討会等に関して調査研究を継続する趣旨の報告がありました。④資産の保護措置部会からは、重要文化的景観の検討継続と構成資産保護のために緩衝地帯検討会を設置し、検討を進める方針であるなどの報告がありました。
総会に続き「今に生きる四国遍路の普遍的価値」をテーマに講演会が開催され、愛媛大学法文学部教授 胡(えべす) 光(ひかる)氏から普遍的価値の証明をテーマとして、四国遍路についてお話を頂きました。四国遍路・世界の巡礼研究センターのセンター長でもある胡氏から、巡礼の誕生から四国遍路の原型、四国遍路の普遍的価値までの繋がりについて、講演をいただきました。
本会も引き続き、四国遍路の世界遺産登録に向けて、機運を盛り上げていきたいと考えております。