11月2日(木)、徳島市のあわぎんホールにおいて、第120回西日本経済同友会会員合同懇談会が開催された。中部から九州までの18の経済同友会から363名が参加した。(本会から83名が参加)
合同懇談会に先立ち、JRホテルクレメント徳島において、西日本経済同友会代表幹事会が開催され、長岡代表幹事の歓迎挨拶後、次回(愛媛県)開催の概要や各地のトピックの説明があった。
懇談会では、オープニングで「阿波藍と人形浄瑠璃のコラボレーションステージ」を行い、徳島の伝統文化を披露した。その後、長岡代表幹事の開会挨拶で始まり、基調講演、パネルディスカッションと続けて開催された。
基調講演は、神山町出身の大南信也氏(認NPO法人グリーンバレー理事)により「偶発性をデザインする~人口5,000人の徳島県神山町はなぜ進化し続けるのか~」と題して行われ、本年開校した「神山まるごと高等専門学校」に至るまでの過程を中心に紹介した。
休憩をはさみ、パネルディスカッションに移り、基調講演をされた大南信也氏、大蔵峰樹氏(神山まるごと高専学校長)、西村洋子氏(ウエストウエスト㈱代表取締役社長)、大塚桃奈氏(㈱BIG EYE COMPANY CEO)の4名がパネリストとして登壇し、三木代表幹事(阿波製紙㈱代表取締役社長)がコディネーターを務めた。
パネリストそれぞれの現在までの取り組みについて紹介があり、その後各パネリストがテーマ~創造的過疎地から発信するイノベーション~をもとに取り組みの背景や展望などについての発表が展開された。
パネルディスカッション終了後、次回開催地である愛媛経済同友会の野本代表幹事、ならびに参加の会員が登壇し、開催概要を伝えるとともに、来年の愛媛開催を大いにPRされた。
最後に、徳島県小松島市出身の関西経済同友会角元代表幹事が閉会挨拶を行い、盛会裏のうちに閉会した。
懇談会終了後、会場をJRホテルクレメント徳島に移し懇親パーティーが行われた。ウェルカムアトラクションでは、徳島少年少女合唱団による合唱が披露され、徳島の食材を満喫いただいた。最後は娯茶平連による阿波踊りから坂田理事、髙畑理事による中締め「徳島締め」で締めくくり、会員間の、そして他同友会の会員の方々との交流を深めた。
翌日3日のエクスカーションも含め、当会会員の幅広い協力のもと、無事に第120回西日本経済同友会会員合同懇談会を終了した。