9月22日(金)13時30分から、松山市のANAクラウンプラザホテル松山において、第31回四国地区経済同友会交流懇談会が開催された。四国4県の同友会から153名の会員関係者が参加し、本会からは長岡・三木両代表幹事をはじめ計16名が参加した。
交流懇談会に先立ち、四国地区経済同友会代表幹事会が開催され、愛媛経済同友会の山口代表幹事より、この後の交流懇談会の内容について説明があった。その後、「広域観光の振興について」を議題として意見交換を行った。次に、11月徳島県で開催される第120回西日本経済同友会会員合同懇談会、来年愛媛県で開催予定の第121回西日本経済同友会会員合同懇談会などの周知・報告があった。最後に、次回(第32回)交流懇談会を主催する土佐経済同友会の佐竹代表幹事から概要説明があり、閉会した。
交流懇談会では、基調講演とパネルディスカッションが行われた。講演会では、「少子化対策・人口流出抑制で企業が果たすべき役割」を演題に、藤波 匠氏(㈱日本総合研究所上席主任研究員)より講演をいただき、企業の今後の経営と事業継続に影響を及ぼす課題として、若年者の積極的な雇用や定着、仕事と家庭の両立支援や女性活躍の推進、所得や雇用環境の改善など雇用の受け皿となるよう、変革に取り組んでいく重要性について講和いただいた。
藤波講師をコメンテーターとして行われたパネルディスカッションでは、コーディネーター桐木陽子氏(松山東雲短期大学教授)、パネリスト河原成紀氏(学校法人河原学園理事長)、小泉啓典氏(東昇技建㈱代表取締役)、谷水恭子氏(三浦工業㈱執行役員)、三好陽平氏(㈱三好鉄工所代表取締役社長)が登壇し、変革と成長が求められる企業の在り方についてディスカッションが行われた。
最後に、土佐経済同友会の佐竹代表幹事から次回開催地としての挨拶があり、盛況のうちに閉会した。
懇親パーティーは、愛媛県立松山東高等学校書道部による書道パフォーマンスもあり、大いに盛り上がり、互いに親睦を深めた。