1月25日(水)、新春恒例の初詣見学会は、香川県の善通寺を訪れた。コロナ禍により2年続けて中止を余儀なくされていたが、ワクチンの普及や社会環境の変化を鑑み、このたび再開することとなった。
善通寺は四国八十八箇所霊場の第75番札所であり、弘法大師空海生誕の地とされている。この冬一番の寒波が襲い、天候が懸念されたが、当日は快晴に恵まれ、三木代表幹事をはじめ総勢15名が参加した。
阿波おどり会館前でバスに乗り込み出発、予定どおりに善通寺に到着。御影堂(大師堂)にて厳粛な雰囲気の中、徳島経済のさらなる発展を願い、全員で祈願した。
昼食は、宿坊「いろは会館」で精進料理のフルコースをいただいた。
昼食後は金堂(本堂)を参拝し、その後は広大な境内を散策した。東院と西院に分かれており、国重要文化財、国登録文化財が点在している。特に、五重塔は高さが約43メートル、国内の木造塔として3番目の高さを誇り、見事であった。
その後、善通寺を出発し、丸亀城を訪れた。丸亀城は「石垣の名城」として有名で、天守は日本一小さな現存木造天守となっている。築城400年を超えた今でも「扇の勾配」とよばれる独特の石垣を中心に自然と調和した様式美を残しており、素晴らしかった。
丸亀城を見学後、帰路についた。大きなトラブルや事故もなく、大変有意義な初詣となった。