11月19日(土)、第19回目を数える「旧遍路道体験ウォーク」を実施した。今回のコースは、これまで18回の体験ウォークで唯一訪れていなかった第1番札所霊山寺から第5番札所地蔵寺までの約11kmの道程を歩いた。
天候が心配されたが、当日は晴天に恵まれた。先達の佐野氏先導のもと、総勢15名が参加してウォーキングを満喫した。
阿波踊り会館前にて大型バスに乗り込み出発。第1番札所霊山寺に到着し参拝。先達の指導の下、本堂および大師堂にて灯明、線香をあげ、皆で読経した。
参拝後は、いよいよウォーキングを開始。第2番札所極楽寺、つづいて第3番札所金泉寺を参拝した。金泉寺で昼食休憩をとり、に志もとさんに配達していただいたお弁当をみんなで美味しくいただいた。
昼食休憩後、金泉寺を出発し、およそ1時間かけて第4番札所大日寺へ向かった。少しずつ足に疲労が溜まってきたが、無事到着。大日寺は、弘法大師が開基し、ご本尊が大日如来の寺。四国八十八ヶ所霊場中、ご本尊が大日如来の寺は6ヶ寺しかなく、真言宗では「宇宙の中心、万物の根源とされ、人々にあまねく慈悲をもたらす最高の仏」とされている。
大日寺での参拝後は、本日最後の目的地である第5番札所地蔵寺をめざした。およそ30分で到着。五百羅漢では、黄金色の銀杏が美しく、目を奪われた。第1番札所~第4番札所同様、本堂および大師堂にて灯明、線香をあげ、皆で読経し本日の参拝を終えた。
その後バスにて帰路に着いた。本年も、参加者のご協力のおかげで大変有意義な体験ウォークとなった。