3月25日(月)15時から、土佐経済同友会事務局会議室において、第5回「四国新幹線に関する検討会」が開催された。
この検討会は、四国地区の経済同友会が四国新幹線実現に向けて、どのように連携し活動を展開していくのか意見交換をするために平成26年からはじまったもので今回で5回目を迎える。4県経済同友会から31名が出席し、本会からは杉田四国等連携推進委員会副委員長と島事務局長が出席した。
まず、石原俊輔氏(香川経済同友会顧問、四国経済連合会専務理事)が「新幹線整備に関する最近の状況」と題して、国や他の地方との連携状況、新幹線誘致のポイント等について報告を行った。
次に、4県経済同友会から平成30年度の活動状況及び平成31年度の活動計画について報告があった。本会は、平成30年度の当委員会の活動状況を時系列に報告し、加えて四国新幹線整備促進期成会と連携した動きを説明した。今後の活動計画では、昨年と同様に大学生対象の機運醸成のための講演会開催等について発表した。
香川経済同友会の長戸常任幹事は、JRと地域が競い合い、新幹線の駅舎を視野においた街づくりの青写真を描くことの重要性に触れ、また矢野代表幹事も新幹線を含めたモビリティ網の整備とキャッシュレス決済の拡大整備の関連について言及された。
土佐経済同友会からは、親子イベントや富山県への視察、愛媛経済同友会は鹿児島県視察や県内の会員への情宣強化などの計画が発表された。
引き続き、機運醸成に取り組むことを確認し閉会となった。次回検討会は、本会が幹事となり、2020年開催予定である。