9月7日(金)14時から、高知市のホテル日航高知旭ロイヤルにおいて、第27回四国地区経済同友会交流懇談会が開催された。四国4県の同友会から147名の会員関係者が参加し、本会からは岡田代表幹事をはじめ計16名が参加した。
交流懇談会に先立ち、四国地区経済同友会代表幹事会が開催され、次回の開催地である愛媛経済同友会から、第28回四国地区経済同友会交流懇談会の日程や概要が報告された。また、今後の四国地区交流懇談会の在り方の一つとして、テレビ会議の活用案などが提示され、話し合われた。また、本会岡田代表幹事から、徳島県では消費者庁とともに消費者志向経営の推進に取り組んでいることが報告され、他の四国地区同友会にも周知のための協力依頼をした。
その後の交流懇談会では「ニッチトップで四国創生!」をメインテーマに基調講演やパネルディスカッションが開催された。
基調講演では、鍋山徹氏(一般財団法人日本経済研究所専務理事チーフエコノミスト)に「稼ぐ力で上質なマーケットをつくり出す~地域創生のプレミアム戦略~」と題して講演いただいた。講演では、地域の付加価値や生産性を高め「稼ぐ力」を実現するために、地域内外の多様なニーズに対応し、地域が経
済的にも精神的にも活性化する好循環を生み出すためのさまざまな事例を
紹介された。
パネルディスカッションでは、鍋山氏がコメンテーター、受田浩之氏(高知大学副学長)がコーディネーターをつとめ、4県から企業経営者がパネリストとして登壇した。徳島県からは、三木康弘氏(阿波製紙株式会社代表取締役社長)が参加し、四国が一体となって世界に売り出していくことで雇用が生まれる、世界へ発信できる企業となっていこう
などのポジティブな意見が交わされた。
翌日には交流ゴルフコンペが黒潮カントリークラブで行われ、本会からは6名が参加し、団体戦では本会が見事準優勝に輝いた。