5月24日(木)午後3時から、JRホテルクレメント徳島4階クレメントホールにおいて、会員102名(他に委任状提出者134名)が参加して、平成30年度通常総会が開催された。
はじめに岡田代表幹事が挨拶に立ち、「海外経済は着実な成長を続けており、先進国新興国同時にバランスよく成長する姿が一段と鮮明となり、生産貿易活動が活発化している。日本経済も海外経済の成長に後押しされ、景気は緩やかながら確実に拡大している。県内経済においても大型商業施設の開業や食品スーパーの新規出店により個人消費が堅調に推移し、緩やかな回復基調が続いている。一方、リスク要因については米国の保護主義的な通商政策や主要国の金融政策が新興国や資源国に及ぼす影響、米朝首脳会談の行方などに留意が必要である。我が国、特に地方においては人口減少、少子高齢化問題が喫緊の課題であり、地方創生の主役である中小・中堅企業の活力強化に取り組むなかで、地方自らのクリエイティブな動きが今後も求められる」と国内外の経済情勢を分析したのち、昨年度の本会の活動状況を振り返った。
また、平成30年度は「徳島経済、未来へつなぐ」をキャッチフレーズに、恒例の行事に加え、委員会活動の活性化にも注力したいと抱負を述べた。
総会後の記念講演は、一般社団法人関西経済同友会代表幹事の黒田章裕氏(コクヨ株式会社 代表取締役社長)から、「今、経営者に求められること」と題してご講演いただいた。