3月24日(水)、岡田代表幹事、坂田代表幹事、観光・街づくり委員会の坂本委員長、有吉副委員長の4名が徳島市役所を訪問し、内藤徳島市長へ「とくしま誘客促進につながる街づくり提言」を手渡した。
今回の提言は、2018年より観光交流人口増加による地域経済活性化を図るための調査研究活動をしてきなかで、比較的短期に解決できると思われる課題に絞り提言をした。現状、効果的に活用されていない情報発信や観光資源の魅力向上ついて7項目の提言を提案した。
提言書を受けとった内藤徳島市長からは、「徳島ならではの良さをアピールするなど観光資源の魅力向上に努めるとともに、SNSなど様々な媒体を用いて本市の魅力を効果的に発信し、地域の活性化につなげたいので、引き続きご協力をおねがいしたい」との意見をいただいた。
1.日時 2021年10月8日(金) 10:30~ (1時間半程度)
2.会場(リアル参加の場合)
未定(徳島市中心部を予定)※出席者に後日ご案内いたします。
3.議題 (1)アンケート集計結果について
(2)「徳島」の魅力向上策や、観光資源の創出について
4.申込方法 FAX・メール・電話
5.申込締切 2021年10月1日(金)
10月8日(金)10時30分から、本会事務局にて観光・街づくり委員会意見交換会が開催され、坂本委員長をはじめ、7名が出席した。 今回の意見交換会では、8月に実施したアンケート結果を踏まえ、今後、中長期的に取組んでいくべき課題や方向性について協議した。 主な意見としては、以下のとおり。
(1)観光客をどうやって呼び込むのかという目線でいろいろ考え、提言も行ってきたが、効果が出ているとは言えない。 大阪は、府民が普通におもしろおかしく生活している点が、東京から人がやってくる要因となっている。 ここに注目したい。
(2)高松を例にとれば、「うどん」が契機となって、集客につながった。 また、緑が多く、街がきれい(ゴミがない)であり、これは大切な要素である。 徳島は、阿波踊りではない、もっと普通の目線で見たものに価値を見出せないか。
(3)インターネットやガイド等で情報発信されているもの以外のものに良さが潜んでいるのではないか。
(4)マルシェを進化させていくのは良いと思う。 また、ハモなどの食材は重要なコンテンツであり、自然も強みである。 キャンプやグランピングなど、どんどん磨けば良いのではないか。
(5)若者の関心は、商業施設 → 自然に向かいつつあるので、なにか起爆剤になるものがあればいいと思う。
(6)徳島県民は、思っている以上に、それぞれが楽しんでいる。 それが、県外の人たちに伝わっていないのでは。 徳島は30分圏内である程度何でもできる。 ストーリー性を持ってPRすれば伝わりやすいのではないか。
(7)四国家サポーターズクラブは、JR、日本郵政、電力が中心となって四国のブランディングに取組んでいる。 もっと活動を周知し、同じような団体で連携を進めて、横串をさしていくことが重要。
(8)県外から人を集めるための観光は、集客が難しい。 徳島県民が楽しんでいる普通の様子、振る舞いが結果的に集客につながっていくのではないか。
(9)勝手に観光客がやってくるには、そのための流れを作る必要がある。 滞在型のイベントやナイトコンテンツなどが必要。 県庁前のヨットハーバーも、もっと活用すべき。
(10)街の活性化という点では、商店街を若い方に開放してはどうか。 大学のサテライトオフィス的に中心商店街を活かしてはどうか。 また大学の部活を活用し、街のあちらこちらでイベントを開催するのもいいのでは。
以上のように、活発な意見交換が行われ、アンケートにあった新たな観光資源を創ることについては肯定的、具体的な意見はなかった。 今ある観光資源を活かして、あるいは発見して、徳島県民自身が楽しみ、その様子が県外に伝わることで継続的な誘客につなげることを目指してはどうか、という意見が多く出された。
7月12日(木)、トモニプラザにおいて、徳島市との意見交換会が開催された。テーマは「水を生かしたまちづくり」で、講師には
富山卓氏(徳島市都市整備部まちづくり推進課)と村上友美氏(徳島市経済部観光課)の両名を迎え、委員会のメンバー20名が出席した。
まず、富山氏から「ひょうたん島川の駅ネットワーク構想」の取組みについて説明があり、「川の駅」や「川の停留所」などの整備状況についてレクチャーを受けた。将来的には、ひょうたん島周遊船が徳島中心部への新たな移動手段となり、「川の駅」は地域の重要な都市機能の役割を担えるように整備する計画を進めている。村上氏からは、本年2月に、徳島市の認知度向上、観光客誘致を図るために制作された徳島市観光プロモーションビデオ「Undiscovered Tokushima,The Real Tokushima」について説明があり、その動画が放映された。YouTubeでの再生回数も50万回に迫る勢いで、国内だけでなく、世界中の人々に向けて水都・徳島の魅力を発信していきたいと語った。
その後、ひょうたん島周遊船の改善点や川を生かした徳島の魅力アップと活性化策について、出席者からは活発な意見交換が行われた。
徳島市の観光プロモーションビデオ特設サイトは以下のURLにて公開されている。
http://www.suito-tokushima.jp/
10月3日(水)、トモニプラザにおいて、本委員会メンバーによる意見交換会が開催され、委員会のメンバー20名が出席した。徳島の知名度向上という観点から「景観を活かした観光・街づくり」をテーマに掲げ、長岸委員長をコーディネーターとして意見交換を行った。
最初に、隅田副委員長が街づくりの視点から問題提起を行った。「藍染め」を象徴としたブルーという色を前面に出して、「徳島ブルー」を売り出していく戦略や古民家等の歴史的景観を利用した街づくりの事例や施策について説明があった。
次に、坂本副委員長より観光の視点から問題提起があり、インバウンドを含めた徳島県外の人たちに徳島に来ることをイメージさせ、徳島に誘客することの重要性やキラーコンテンツの必要性等について説明があった。
それぞれのテーマについて、出席者からは徳島が目指すべき方向性や施策について活発な意見交換が行われ、今後の提言に向けての貴重な意見交換会となった。
6月7日(金)14時から、ホテルグランドパレスにおいて、観光・街づくりに関する講演会と意見交換会が開催された。
講師に若林宗男氏(若林ビジネスサポート代表)を迎え、「五つ星ホテルが開く地域経済~人口減に負けない地域づくり~」と題して、現在進められている福岡市の開発事例を交えながら観光による経済効果などについてご講演いただいた。本会からは岡田代表幹事を含め、40名(一般参加者含む)が参加した。最初に長岸委員長が「徳島県の観光客の誘客に関してはまだまだたくさんの課題がある」と述べ、「観光インフラの整備やインバウンドの受入れ準備が大変急がれるなか、徳島の地域活性化においても大きなヒントをいただけるのではないか」と挨拶した。
講演要旨(20190607)
<意見交換会>
講演会に引き続き、観光・街づくり委員会メンバーと講師の若林氏による意見交換会が開催され、委員会メンバーを中心に13名が
出席した。
議題①「徳島への五つ星ホテルの誘致」
若林氏より、五つ星ホテルは新しい価値を地域にもたらすと同時に、雇用のボリュームを増やし、雇用の質の向上といった効果が期待されることを理解した上で、街を高付加価値化していくという住民のコンセンサスが必要であるとの話があった。一方、会員からは、福岡でさえ五つ星ホテルはこれからの話であり、ましてや徳島で五つ星ホテルを誘致するのであれば、関西に来た観光客を取り込んでいくといった明確な戦略を考えていく必要があるのではないかといった意見が出された。その他、交通インフラの問題やホテルの規模、誘致判断の仕方などについて意見が交わされた。
議題②「徳島の街づくり」
徳島の観光コンテンツは素晴らしいが、市の観光案内所にQRコードやHPのリンクがなかったり、観光客に対して不親切であるといった意見が出された。それに対して、街を訪れた人にとって親切な街づくりをしなければならないといった考えのもと、例えば、大学生などの若者を取り込んで、グーグルマップに徳島のすべての地名・会社名等を載せるプロジェクトを実行してはどうかといった提案が若林氏から示された。その他、街づくりには「街づくりの憲法」のようなものが必要で、住民による街のグランドデザインを合意形成する必要があるといった意見も出された。
日時:2020年2月19日(水) 9:30~13:00 ※集合9:20
集合場所:新町川水際公園ボートハウス前桟橋(両国橋北詰)
参加費:無料
定員:20名(先着順)
時間
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内容 |
9:20 |
新町川水際公園ボートハウス前桟橋 集合 |
9:30 |
新町川水際公園ボートハウス前桟橋 発 |
10:00 |
徳島中央公園・徳島城博物館
①根津館長による説明
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11:30 |
阿波十郎兵衛屋敷
①佐藤館長による説明
②ビデオ視聴
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13:00 |
新町川水際公園ボートハウス前桟橋 着 |
県内観光地視察ツアー案内状
1. 日時 2020年3月5日(木) 14:00~16:00
2. 場所 徳島経済同友会事務局
※参加人数等により場所が変更になる場合には参加者には改めてご連絡いたします
3. 議題 「提言骨子案について」
4. 申込期限 2020年2月25日(火)
1. 日 時 2020年10月1日(木) 15:00~(1時間30分程度)
2. 議 題 (1)提言について
3. お申込み期限 2020年9月25日(金)
4. 事前準備について
(1)ZOOMをダウンロードしてください。
初めて利用される方は、下記URLから事前にダウンロードをお願いいたします。
https://zoom.us/download
(2) ダウンロードの方法や使い方についてご質問がある場合は事務局までご連絡ください。
(3) ZOOMでのWEB会議に不安のある方は事前に接続テストを行いますので、事務局までご連絡ください。
5. その他 10月1日(木)午前中に、会議への招待メールを送信させていただきます。
10月1日(木)15時から、WEB会議システムZOOMを利用した、観光・街づくり委員会意見交換会が開催され、坂本委員長をはじめ10名が出席した。意見交換会では、提言作成に向けた意見が交わされた。
まず坂本委員長が、これまでの活動の振り返りをし、その後事務局より、現在作成中の提言書の現段階での内容について説明を行った。次に、提言先は徳島県と徳島市とすることで、参加メンバーの合意を図ることができた。
観光情報の発信については、県や市で統一した「宣伝部」のような組織を作ってはどうか、徳島県民が県内観光地を訪れて情報発信出来るような仕組み作りをすべき、といった意見が出された。観光資源の魅力については、徳島の自然体験型観光コンテンツをもっとアピールしてはどうか、県外と比較して徳島の観光資源が本当にいいモノなのかを見直す必要があるのではないか、といった意見も出された。
今後は、この意見交換会を踏まえた提言書骨子案を、委員会メンバー全員に確認いただき、各委員から寄せられた意見を加味して、提言書を完成させることとなった。